そう…だな、 (近付いてきた黒猫の頭を一撫で。さて、この子になんて名付けよう、悩みながら棚の宝石の本を手に取る。適当にページを開くと、そこには黒い宝石の写真と「ブラックスピネル」の文字があり。それを見た途端、脳内になにかピンとくるものがあったのか) ……スピネ、とか