とても可愛らしいですね、 (彼の部屋のドアを開け、中に入るよう促す。艶々の黒い毛並みと、くりくりしたまんまるの瞳。可愛くて手のかかる子が、また増えてしまった。…しかし、こんな小さな命を守るのは魔法ではなく彼の手がいいだろうと、1冊の冊子を取りだして)