喜んでいただけたようで、何より (確かにフルーツは単体でも充分おいしい。昨日の晩、厨房に頼んで用意させた甲斐があった。甘党の彼の事だ。この食べ方も気に入って貰えるだろうと案の定の結果であり。プライドなんて気にしない食べ方にくすりと笑い、「数日後に同じものをお出ししましょうか?」ちらりと彼を横目で見ながら問いかけて、)