来年まで生きていてくださいよ、お坊ちゃまは危なっかしいので (彼の部屋の扉を開け、やれやれ、とわざとらしくため息を吐きながら。顔を洗う水を張った洗面器とその他諸々の道具を杖を振って取り出せば、彼が顔を洗ううちにパジャマを出しておこうとクローゼットに向けて杖を振り、)