!、良かっ……た (何度も執事の名を呼ぶ中聞こえてきた、聞き慣れた声での、何時もの彼の嫌味。今はなんだか不快な気分にはならず、安心感が心の底からふつふつと湧いてきて。緊張から解き放たれたのか、肩を掴む手の力がふっと抜けると、そのまま彼の方へ凭れかかり) (/寧ろ助かりました……! やり取りが尊過ぎて、背後は一人悶えております……っ)