ぐ…、 (お礼は聞こえていたらしいのだが、更にそう返されるとは。本当、彼は自分の何枚も上手だ。こんなにも近くにいるのになかなか届かない存在。もっと自分に正直になりたい、と心の奥底で願いながら彼と二人で街へ。そこは賑わっており、自分はここで事故が起きるようには微塵も思えなくて)