（3L）リ･カースト

「不味そうだから嫌だ。」
「じゃあお前は野菜食う時に可哀想だとか思う訳ェ？…思わねェだろ？それと一緒、飯食う度にンな事考えてられっかよ。」

名前/ ヴァン
性別/ ♂
種族/オオワシ
容姿/栗色の髪は短く整えられ、太い眉と瞳孔の開いた黄色の目は雄々しい印象を与え、本人に自覚は無いが無骨な物言いと険しい顔立ちのせいで無愛想に見え易い。肩甲骨から手の甲にかけて髪と同色の羽毛で覆われ、背中が大きく開いた黒のノースリーブタイプのハイネック、ダークグレーの細身スラックスを着用。ネオンカラーのスニーカーで隠してはいるが足には鋭い鉤爪が生えていて本気で狩りをする場合スニーカーを脱ぎ捨てる。飛空に耐え得る程度のしなやかな筋肉を持ち合わせ、身長は中の上。
性格/ 端的に言えば捕食者至上主義。被食者の人柄や生い立ちには基本興味は無く、食物としてしか捉えて居ない為一度狩ると決めたら徹底的に追い掛け回し相手が疲弊して隙が出来た瞬間に仕留める。その反面本人曰く美食家で食欲が沸かない獲物には一切手出しをしない、口に合わなければ途中で獲物を放り出す等極端な部分もあるが実際には単なる好き嫌いであり偏食家。食の好み同様に好きなものは好き、嫌いなものは嫌いと自分の中で明確に線引きしていて嫌いなものには全く興味を示さない、はたから見れば気分屋。捕食者同士で関わる上では溌剌とした年相応の男子といった雰囲気で接する事が多い。
選択授業の傾向/調理関連や質の良い獲物の見分け方についての授業を選択している。
その他/ 19歳。口笛を吹くのが癖で特に狩りの最中は獲物を追い立てるようにその音を響かせる。屋内では積極的に飛ばないが屋外では飛ぶのが大好きで自分の両翼に絶対的な自信を持つ、一歩間違えばナルシスト。


嗚呼、腹減ったァ。(今だ、とそう思った瞬間。スニーカーのゴム底が床を蹴る甲高い音を掻き消すように両腕を羽ばたかせ、飛行というより跳躍に近い動きで身体を宙に浮かした。逃げる肩へと狙いを定めれば、何かに打ち付けられるような鈍い音の後に足から伝わってくるのは柔らかい肉を踏みしめる感触で、文字通り無様にも地に這う被食者の上に立ち食事への期待感に高らかに笑いながら上記を口に。浮き足立ったような振舞いで背中を曲げ食欲の唆る匂いを醸す首元を啄むも遅れて口内へと広がる独特なエグ味に笑顔は消え、この獲物がハズレだった事を悟ると一気に食欲も失せ。「マズ…。」吐き捨てた言葉が被食者にとってどんなレッテルを貼るのかは知らないし、興味もない。ただあるのは自分には不要だという事実のみで、柔らかい肉の上を進み廊下へと降り立つと振り向く事なく進み)




(/素敵なトピに心惹かれて参りました！少々癖の強い息子になってしまいましたのでプロフィールに不備等御座いましたらお申し付けくださいませ)