おい、なんで疑問形なんだ。学校までサボる気か? (なぜか疑問形で別れの挨拶をして首を傾げている様子に呆れるように息を漏らして笑い。まだ自分の本心を明確にすることはできない。だが、ぶっきらぼうな言い方で「また明日、な」と、自分の心からの言葉を口にする。こうもすんなりと言いたい事が言えたのは久しぶりだ、それは目の前で笑う奴の影響なのだろうか。最後にゆらりと手を振ると背を向けてバス停の方へ歩き出し)