校長 2020-06-20 17:49:02 |
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>269 絵里先輩
理系が命綱……寧ろ私にとっては危機ですよ、ほんと。美術は……何でしたっけ、爆発だ?
( 彼女はまったくの真逆らしい。お互いの得意なものは苦手なもの。主要五科目でない副教科に関してはもはや意識の外。「芸術は爆発だ」なんて旨のことを思い出したが、結果としてはうろ覚えのまま。口に出すも微妙に間違えており。雑誌が自ら好んで手にしたことを知るや安堵したのは言うまでもない。「新しい分野、ねえ……あれ、もしかして先輩って秋葉と同じ部活動してます?」話しているうちに沸き出てきた疑問。騒がしいクラスメイトの話す話題から、何となく似ている気がした。彼女の名前は知らないまでも、一人称や身長などの特徴から何となく予想はつく。とはいえ、そうかもしれないというレベルにすぎない。知らないと言われたらそのまま流すつもりでいて。「そんなわかりきったことを……私が興味あるのはバンドくらいなものなんで」初対面なのもあってあり得ないと真っ向から否定することはせず。しかしながら、ゆるゆると首を振って否定を。此処には持ってきていないヘッドフォンのことを思い浮かべながら、エアギターをかき鳴らすかのような動きをしてみせ )
>270 ひよ
これと……あと、これ。個人的にはこっちが好きなんだけどねえ。
( リストの中から数曲を指差してから、演奏したことのない曲も指差す。その好きな曲は恐らくCDを持っている人でないと知らないであろうマイナーなものであり。「何急に褒めてくんの。私はやりたいことしてるだけだし……あんまりそんなこと言われないから、正直照れる。ほら、皆ギターやボーカルみたいな華やかなの好きでしょう?」突如として告げられた好意的な感想にどぎまぎしてしまう。彼女がこういうときにわざわざ嘘を言わないとわかっているから、尚のこと。誤魔化すように否定的と取られそうな言葉を口にしつつ、彼女の欲しいものをと促して )
……ね、ちょっと空いてきてるから。そろそろ取りにいけそうじゃない?
──
>269 八重沢先輩
ご褒美かあ……良いっすね、そういうの!ドーパミンの源、っていっても先輩はそんなに落ち込まなさそうっすけど。
( 自分は当然のように焼きそばパンを購入するのが日課。毎日であればご褒美とは認定しがたいだろう。自分のモチベーションを高めるものがあればきっと頑張れる。素直に感心しながらも、失礼でかつ余計な一言までつけくわえ。掌に乗せられた糖の塊はきらきらと輝いているようにさえ思える。甘そうで美しいそれを一粒つまんで口へと放り。途端に広がる繊細な甘さと噛まずとも崩れてしまいそうな口当たり。「すっげー……俺に食われるの勿体ない気します」素直に思ったことをぽつりと溢し。「タイプになったら求婚されちゃうのかー……んや、先輩と付き合ったらさすがに色々な人に睨まれかねないですね、やばそう」男女共に人気のある彼女。特定の相手が出来たら、その相手が誰であれ反響は凄そうだと。思わず想像してからぶんぶんと首を振り。「良い感じって。俺のこと子ども扱いするのやめてくださいよ」不服そうに見詰めながら、整えようと試行錯誤するさまを確かめ。しかし、それでも直らないことが確定してしまうと「いや、俺もちゃんとセットしてきてるんですからね!?」と怒ったように頬膨らませ。仕返しとばかりに手を伸ばすも、彼女が異性だからということもあって髪を乱すようなことはできずに。結果的にはただぽんぽんと軽く撫でるだけに終わって )
>270 篝
( ドリンクバーに取りに行くのは、当然のようにカロリーが高そうな黒色をしたコーラ。しゅわしゅわ感がたまらないから、とついファミレスに来る度に選んでしまう。炭酸が際立つ中に氷も幾つか入れており。「いやいやいや、なんでそうなんの。まあ、確かに役には立つだろうけど……」彼女の言葉に驚いて、思わずがたりと音を立てた。端から見たら好きな人がいるのだろうと思われるであろう反応だが、実際は特にいない。ただ、急に言われたものだからびっくりしてしまったのだ。「つーか、そういうお前は気になるやつとかいねーの?……案外俺だったりして」なぜか流れが恋愛話に向かっていることに違和感をおぼえつつ、しかし嫌なわけでもないことから続けて。最後に余計と思われるふざけた言葉を乗せるのは忘れずに )
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