管理人 2020-06-19 11:32:14 |
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>>35 陸
───おい、何勝手に食ってやがる。それはお前用に作ったやつじゃねぇぞ
(夕飯の仕込みも終わり、そろそろ白露を学校まで迎えに行くかとエプロンを外してお気に入りの黄色のケープを身に纏った。ふらりとそのまま共用のリビングへ差し掛かると見慣れた男がひとり。最初こそ情でおかえりとでも声をかけてやろうかと思ったが、その手に持つものを見て眉間にシワを寄せる。それは確かに夕食までの小腹用に作っておいたクッキーだったが、あくまでも白露用だ。その他の人間には頼まれればやろうと思っていたが無断でそれを口にするとは度胸のあるやつだ。ゆらりと相手の正面にたち、ポケットに手を入れると見下ろすように顎をクイとあげて)
(/早速絡ませていただきました!初っ端からガラの悪い絡み方ですが……よろしくお願いします!)
>>all
……こんなもんか
(大学が早くに終わり、いつもより早めにマンションへと帰ってくると共用のキッチンへと向かった。他の住民はまだ帰っていないのか部屋にいるのか、まだ共用部はひっそりとしていて人の気配がない。この方が邪魔が入らずやりやすいと内心思いつつ、買ってきた材料を一通り並べ作業を開始する。白露の帰宅時間までにはまだ十分間がある、その間に自分と白露と、そのついでに他の住民の小腹を埋めるようにとスイーツを作っているのだ。程なくして全ての工程を終えると、チョコレートスコーンがオーブンから顔を出した。甘く香ばしい香りを漂わすそれを大皿へ盛り付けると、皿をもって共用の食堂へと移動する。まだ住民は帰ってきていないのか、食堂には誰もいない。先に食べてしまうかとテーブルに皿を置くと椅子へ腰掛け山盛りに盛られたスコーンへと手を伸ばし)
(/念の為もう一度all文貼っておきます!)
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