Yoidore 2020-05-02 22:03:21 |
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>41 ピエニ
「分かった!」
「お姉ちゃん、よろしくねっ!」
(突然の出来事に呆け、子どもたちと相手の様子を代わる代わる見ているうちに、両者の会話は終わり、相手は駆け出していってしまって。咄嗟に引き止めるように前へ出しかけた片手は宙に惑い、口からは「あ、おい…」と小声が漏れたのみ。それでも邪霊が現れたとのこと、ましてや仮にも獣人の身で、ここで知らないふりを貫き、ああ大変なんだねと他人事感全開にやり過ごすのも如何なものか。一瞬のうちにそこまで考えれば、体は反射的に遠ざかろうとする相手の背を追おうとしたが、それと同時にすぐ背後で「ああ、待って!」という子どもの声が響き。直後に外套の裾に感じた抵抗 ー恐らく子どもが掴んだのだろうー そして、次には、ずでんという派手な音。やってしまったと思った。駆け出そうとした己を留めようとした子どもを転ばせてしまったみたいで、大声で泣かれ始めては最早相手を追うどころではなく「わぁ、ごめん、ごめん……」としゃがみこんで平謝りし。次に相手が走っていった方向を見た時には、果たしてまだ背中ぐらい確認できただろうか……)
(/お待たせしました! 別行動フラグが立っていますが、もし展開に迷ったら背後で話しかけてもらえると嬉しいです♪ 特に迷いがなければ、こちらも喜んでアドリブ対応させて頂きますので、そのままお願いします☆)
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