ヘデラが全てを隠すころ　/　〆

申し訳ない気持ちだとか、情けない気持ちだとか、浮かぶ思いも言葉も沢山有ったのに。こうして君からの言葉を受け取るだけで全部が嬉しいに変わってしまうんだから、君は本当にすごい人だ。立て込んでしまった分も大分落ち着いて来たのと、体調面で言うなら変わらずに元気だよ。百瀬も元気だったと聞いて安心した。
顔を出さなかった分際で何を言う、と承知の上で相談が有るんだ。実は、出会いの場が無登録という事で普段扱わないキャラクターの練習を兼ねて希八を扱っていたんだが、どうにも不慣れなキャラクター性から返事に躓いてしまう事が多々有り、結果的に返事が遅れてしまうと情けない始末となっていた。返事が遅れてしまうことに君が至らないという事は少しも無く、いつだってきみからの言葉に元気を貰っているし、次ぐ言葉や君の反応を見たいと思うのに筆が動かずに君を不安にさせてしまうと言った悪循環の中で多忙期に陥ってしまったんだ。
もし、君が許してくれるなら私が扱いやすいキャラクターで出会いをもう一度させてはくれないだろうか。無論、君の好みに寄り添えるようにキャラメイクを行うつもりだし、私も背後も百瀬に恋焦がれているのは変わりないんだ。だから、君に落ち度が無く、私の力量不足での我儘が故の相談だと捉えて欲しい。身勝手な相談だと理解しているから、もしこのままの希八と交流を続けたいとの事であればそれに従うとも。私を選んで貰えるならばそれも嬉しいんだ。ただ、その場合は返事に掛かる時間が多く取ってしまうことになる事を許して貰えると助かる。長々と情けない迷いごとを述べてしまいすまないね、君の応援にいつだって励まされてるよ。