店主 2020-03-29 13:43:59 |
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>祐眞
そう思って貰えるだけでいい。だからこの部屋の中でならそれを俺に漏らしてくれてもいいんじゃないか…と、祐眞の気持ち次第だな。変に焦らせるつもりは無いんだ(目の前にいる彼から感じるのは躊躇いの色。優しく彼の手に自分の手を触れてそう告げるも、また自分のエゴが出てはいないかと反省の色を見せて)…それでもこの部屋の中では貴方の…祐眞のものだ。祐眞の願う事は全て叶えたい、それは俺の本心なのだから(相手の言わんとすることを察するも自分の姿勢を変えることは無く、駄目だろうか、と小さく呟けば頭に生えた耳を垂らし許しを乞い)あぁ、ただの喧嘩の後というか。野良時代にした縄張り争いの傷跡…だったか(答えなくてもいい、という彼の配慮に首を振ればけろりとした様子で質問に答え。喧嘩の絶えなかった野良猫の時代、最早どの争いの跡なのかさえも思い出せず首を傾げ)
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