ドSな年下幼馴染み 2020-03-23 22:49:57 |
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(サンプルロル)
焦らせ勝負だったら…俺も得意だぜ…?何なら今からしてみるか…?…あ、でもやっぱ無理。先約がそろそろ来るってさ。俺アンタみたいに暇じゃねぇの。…俺にまた会いたいならこの店に来たら?ま、俺いるかわかんねぇけどさ。つかこれでほんとに待ってたらウケるけど…兄貴じゃなくて雌犬確定だな…。
( たまたま立ち寄った店。このあと遊ぶ約束をしている友人はまだ来ていないのでそれまでコーヒーでも飲んで時間を潰そうと思って席につき。あの頃は飲めなかった真っ黒な色のコーヒーを一瞥し躊躇うことなく口へと運ぶ──「…にが…でも悪くない…」ぽつりと呟き、また一口啜ったところで声をかけられそちらへ視線を向けて。そこにいたのはあの頃、大好き大好きで堪らなかった想い人…自分を振った相手。表情は変えずに冷めた瞳のまま見つめる。…もちろん今だって自分が想うのはこの人──でもこの人の性癖を知ってから自分は変わったのだ。この間再会してからこの人はあの頃の自分のように接触を謀ってくるようになり。言葉遊びで目の前の彼をまた翻弄し…甘い蜜を与えるふりしてそれを取り上げる。ブブッと鳴るバイブ音に蔑んだ目で彼に毒を吐き冷めたコーヒーを一気に飲み干し、席を立てば伝票を持てば振り返ることなく会計へ向かい )
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