小説家 2020-03-15 12:03:25 |
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鏡を覗けばタッタ一眼で過去、現在、未来の三世の因果因縁がナアール程とわかった。不憫至極、この世のおしまいとは、アゝ泡沫の価値しか無いのだ。
>時代
大正浪漫のその時は和洋折衷しゃなりと着物をめかしパンプスなんぞを履いた婦人が飽和する。香るガソリンの匂いが現代を連れ立ち日の丸を掲げる旗が風に揺れる。
>提供
読んだ者の頭を融かす癖のある文章が特徴の小説家
文に執着したった一人で夢遊病者のように紙と筆に憑りつかれている
筆を執ると離魂病になってしまい食事も睡眠もそれ以外の全てが儘為らない男
小心者で偏屈、人嫌いで奇特な変わり者と文才が無ければ野垂れ死ぬ人間
三十半ばか後半か、古びた一軒家で孤独に生きる。
>募集
老若男女問わない
提供の書に惚れ込み話がしたいと押し掛けて来る行動派
反応は無いが偶然にも鍵は掛かっていない家に入り込めば
不眠不休の不摂生が祟り倒れている提供を見つける
以来、世話を焼くために通っているらしい
長ロルからマンモスロルまで
御興味を持たれた方は参考ロルの提示を願います
白い月の光りがさし込む窓付きの廊下から、コト────ン……コト──ンという足音が聞こえる。扉一枚隔てた其処に、アゝきっとその姿が在るのだらう。
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