奏歌翔音 2020-03-03 18:33:56 ID:5762b1903 |
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>11502 >11504 >11507 >(刹那さん&烏丸さん)&禁忌さん
【ニシの組織 本部→本部 蘭花の部屋】
「了解!セツナもカラスマルも気をつけてネ!寝坊したら駄目アルよ!遅刻は連絡するアルよー!」
体を起こしてブンブンと手を振ると禁忌さんから差し出された小切手にまた目を輝かせる。ヤッター!謝謝!という声は昼頃に奇妙な生命体の手網を握っていた悪の組織の1人ではなく、街にいる目立つ女子高生そのものだ。
禁忌さんがローブに変わり、2人を瞬時に送るのを見て「本当にあの鎌だったアルー!」と声を上げた。禁忌さんが戻る頃には口をすぼめて黙ったが、禁忌さんの問い掛けに疑う様子もなく「ん?何あるか?あっその前にワタシの部屋に行こ!」
そう告げてその冷えた手を取り元気よく小走りで蘭花は自分の部屋に飛び込んだ。廊下を歩く時禁忌さんには顔は見えなかっただろうが蘭花は恍惚とした笑顔をしていた。
嗚呼、戸惑う美人の顔!これが生きた人間ならば!!
その心境はまさに悪の組織、混沌のニシに見合った才能とも言える本性だったが部屋に入れば慣れたように人の仮面をつける。
そっと手を離して蘭花は動物友達のアニメキャラクターがプリントされたベットにポスッと座り込み、声をかける。
「でー、カマちゃんの気になる事って何アルか?」
『カマちゃん』という謎の愛称を前からあったかの様にさらっと発言しながらじっとその顔を見つめていた。
>11501 >11503 >11505 >七種さん&那由多さん
【デネブ以下略 七種さんの部屋→食堂 恵人&天笠】
三者三葉の反応を見て恵人の笑顔も綻ぶ。近くにいる七種さんの発言に頭を撫でながら「確かにプラネタリウム……宇宙の星の様だった!デネブに相応しいじゃないか!」と笑い、天笠とアイコンタクトをとる。それは発言より行動派の恵人の思考を天笠がなるべく理解出来るようにする為の約束した行動だ。天笠が頷くのを見れば恵人立ち上がりよぉーし!と声を上げる。
「最後はみんなで寝る前のティーパーティ……いや、ミルクパーティーだな!!早速向かおうじゃないか!那由多くん、七種くん、先生!」
元気よく早足で食堂へと先陣を切る恵人の姿に天笠は安心した溜息をついて七種さんと那由多さんに声をかけた。
「あの勢いだと恵人くん一人で飲んでしまいそうですし、行きましょうか。」
「おぉーい!七種くーん!?那由多くーん!?先生ー!」
「はいはい、恵人今行きますからねー。」
来ない事を不思議に思ったのか離れた所から響く恵人の声に叫ぶほどではないがそれなりに大きめの声で返事をしながらゆっくりと足を運び始めた。
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