案内人さん 2020-01-02 04:30:16 |
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ふうむ。藍染の色味を見慣れておると確かに他は派手に感じられる。好み云々というよりはイライを連想させるはやはり藍染であるのは間違いないがな。月相だったか、あの白き衣装は「花嫁衣装」と呼ばれておるようだが。我に嫁入りしたくばそれを着れば良い、嫌と申すであろうことは百も承知であるぞ。 ( あははは ) 熱心な姿は褒めて遣わす、しかしお前が荘園に来た真の意味は我ではなかろう?勝利を収めた暁には邪神の存在など無意味になるのだ。だがイライよ、その時までは我は喜んでお前と共に在り続けよう。案ずるな荘園の主には邪神に誘拐されたとでも申せば良い。 ( 触手の先でつっつき ) 我を何と思うておるのだ?愛し子を知らずして神とは名乗れまい。使い鳥もそう思うであろう、うむうむ頷いておる!…余程不幸な身の上であったのだな。死ぬのは無論許さぬ、たとえ冗談であろうとも。許婚はどうしたのだ、我にかまけてつい忘れてしまったか?イライは他の者のモノであるというのに我はお前に依存してしまっているのだな。あまり……後々寂しくなる言葉ばかり吐いてはならぬ。我にはお前が去った後の虚無を埋めるものといえば殺戮以外残されてはおらんのだ。 ( 口ごもり )
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