ふれんず 2019-12-13 15:47:39 |
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また次が楽しみになるように、物足りなく感じるくらいがちょうどいいのよ。
(離れてしまった手に寂しさを感じながら、努めて明るくミキの言葉に答え。
お弁当箱を片づけ、彼女に続いて腰を上げると下りるときのアドバイスをうんうん、と頷きながら聞き。
ミキがおサルさんのような身軽さであっという間に下まで下りてしまうのを曲芸でも見るように目を丸くして見送って。
いよいよ自分も下りようと梯子に手と足をかけて一段ずつ下りていこうとするとそよ風が舞い、スカートの裾がはためくと急に怖くなって。
手足がすくんで動けなくなってしまい)
…ミキ、怖いっ!
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