ええ… あたしが知らないだけで、世界はこんなに広くて美しいのね… (まだ景色に見とれながらミキの言葉に頷いて) …だれかとこうやって景色を眺めるのって、あたしが初めてなの? (彼女の独り言のようなセリフを聞くとはなしに耳にすると、彼女がお気に入りだという場所に連れてくる初めてに自分を選んでくれたのかと驚いてたずねて)