ふれんず 2019-12-13 15:47:39 |
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(復学初日、ということもあり母の運転する車で学校まで送ってもらう間、車窓を眺めながらこれからの学校生活に、ほんの少しの不安と大きな期待に小さな胸を膨らませていて
職員室で母と一緒に緊急時の対応について説明を受けると、いよいよ担任の先生に連れられてこれから生活を共に過ごすことになるクラスメートが待つ教室に向かい
夏にさしかかろうかという季節にもかかわらず少しひんやりした廊下を歩いていると、さっきまで楽しみでわくわくしていた気持ちが急速にしぼんで、代わりにクラスになじめなかったらどうしよう、友だちができなかったらどうしよう、と不安な気持ちが広がって
廊下で待つ間、安定しているはずの心臓がきゅっと絞めつけられるような錯覚を感じて手で胸をおさえて
先生に名前を呼ばれても胸の絞めつけは収まらず、息苦しささえ感じながらおぼつかない足取りで教室に入り
大勢の生徒の視線を一身に浴びて視界が白くなるのを感じるなか、ひとつだけポツンと空いた空席が目に入り、その後ろの席に座る栗色の髪の活発そうな女の子と視線が交錯して
すると不思議と胸の絞めつけが収まり呼吸も楽になり
担任の先生の自己紹介を促す声が耳に入るとひとつ大きく深呼吸をして音量は小さいけれどよく通る声で自己紹介を始めて)
し、白雪つむぎと言います
少し体が弱いところがあって、もしかしたら皆さんに迷惑をかけることがあるかもしれませんが仲良くしてください
よろしくお願いします!
(長い髪が床につきそうなくらい深々とおじぎをして)
(/遅くなりすみません
素敵な初回をいただいたので少し気合いが入りすぎて長くなりましたがふだんはこんなに書けないのでご容赦ください
また、もしロルや表現が合わないと感じたら可能なかぎり直すので教えてくださいね
それでは改めてよろしくお願いします)
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