主 2019-12-11 01:03:56 |
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>>玖珂
まー、それについては概ね同意ッスけどねぇ…変わりてぇって思ってる奴しか結局変わんないッスよ(目の前の相手の様に我が道を行く事も自分の様にのらりくらりと生きる事も出来ない奴らが果たしてこの先国政を左右する立場になり得るのかは甚だ疑問ではあったがそれでも所詮他所の畑だ、と思えば嘲笑にも似た笑みを浮かべてしまい、そんな諦めにも似た言葉を口にする。閉鎖的なこの学園に押し込められて家柄という毒にじわじわと自我を蝕まれ溶かされていくその様は自分にとっては滑稽にしか映らなくて。護衛者と知り合いかと問われれば肯定するか否定するか思案するが「あぁ…アイツもアイツで1年の中では結構有名人なんでね」と明言は避けてヘラリと笑みを浮かべた。)
>>芹華
んじゃ、憎からず思わない程度の友達ってのは?俺は伊月の仲良くなりてぇし(提案した自分でも荒唐無稽な話だとは思うが、自分の感情を押し殺す様な目を閉じる姿は祈りにも似ていて見ているこちらが苦しくなった。目の前の相手の強さと弱さのチグハグさは本心から心配になる。硬い強固な殻に守られている反面その中身は気の毒な程柔らかく脆いのだろうそれを自分がそう遠く無い未来でへし折り踏み潰す事は理解していたがそれでもその殻の中をーー契約した護衛対象にしか見せないと言い放つ中身を垣間見たくて。嗜虐心からかそれとも庇護欲からか、分からずとも結果は変わらないと紐解く事は放棄してそう告げた顔は辛うじて笑顔を保つ事には成功していて。)
いや本当にな!もう少し似ると思ったんだけどなぁ(まるで童女のように破顔して声を上げる姿はその幼い顔立ちや線の細い身体にやはりよく似合いで自分の毒気が抜かれるような錯覚すら覚えながら、気がつけば図書棟の前に着いていて。)
>>美弦
そう言われると思いましたー、まぁでも薬なんてもんは万が一って時に必要になるんで。そういう時はきっと保健室なんかより俺の方が頼りになりますよ(返ってきた答えが余りにも予想通りだったものだから不測の事態の選択肢として再度提案しながらも自分のその口振りがあまりに下心が丸見えで「…いや、なんかこんな言い方すると怪しい売人みたいッスね」口元を抑えてくつくつと笑ってしまい。)
いやまぁ…でもそれは結果論っしょ?俺が名乗らなきゃ先輩ってばなーんも違和感なく着いてきてたんじゃないッスか?(さも当たり前かのように『問題はない』などと言うものだからその顔からは珍しく笑みが消え変わりに訝しげなそれが張り付く。この警戒心の無さの所以は何処から来るものかは分からずとも、そんな純朴すぎる相手を騙す事に疾うに消え去ったはずの後ろめたさを感じない訳ではなかった。それを払拭するように後頭部の刈り上げを掻けば上記を告げて)
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