主 2019-12-11 01:03:56 |
通報 |
>>橘先生
いやー、橘先生は話が早くて助かりますー…てか、良いんスか?こんなに(相手が先程の行為に言及しないのを見れば触れない方が良いのだろうと相手同様そ知らぬ顔でやり過ごす。秘密は女性の色香をより深いものにするし、なんて思いつつ手渡された精製水の容器を軽く振れば、ちゃぷりと中の液体が揺れる感触とその重量は自分が想像していたより随分と量が多い事を伝えてきて。もちろん自分としては有り難いのだが、実験にも器具の洗浄にも使うであろうこの液体をこんなにも安易に渡して良いのかとも不安になれば、苦笑にも近い笑みで首を傾げ。)
>>玖珂
だから、吼えないでやってくださいってぇ…俺のクラスの奴らがビビって教室に引っ込んじまったからどうしたもんかと思ったんスよ(相手の舌打ちした方向をチラリと窺い見れば怯えた様な同級生の顔が目に入り、ひらりと手を振れば苦笑を浮かべつつ相手を宥めるように告げ「天下の玖珂財閥の御子息に睨まれたくないとか、他人の護衛対象に干渉したくないっつってみーんな慌ててたし」甘やかされて育ってきたであろう護衛対象の奴らの言い分はまぁ分かる。だがしかし、護衛者ですら逡巡するその姿に呆れたものだからと言外に示せば「伊月呼んできても良かったんスけど、アイツを探してる風でもなかったんで。物怖じしない俺登場ーーー…みたいな?」同級生達が狼狽していたのは事実なれど自分が出てきたのは標的に近づく足掛かりのためでしかなかったが、さもそれらしい理由を並べ立てつつ戯けてみせれば筋が通るだろうか。)
>>芹華
あー、玖珂先輩なぁ…護衛者と護衛対象の絆って感じか?(契約している護衛者が居ない自分には理解し得ない信頼の境地とでも言うのだろうかとも考えれば、自分の嗜虐心が芽吹く。『その玖珂先輩が命の危機に瀕したらその顔がどんなに歪む事だろう』という仄暗い考えが現れてしまう口元を隠し思案する風を装いつつもやっと楽しくなってきたと思った。弱っていく護衛対象の横で目の前の相手はどんな顔をするのかと。)
じゃ、カフェテリアでは伊月のいい笑顔が見れる訳だな(自分の胸中など露知らず笑顔を向けてくる相手にこちらも笑顔で返せば「そういう所は女の子っぽいよな」と付け足し。)
>>美弦
あーそりゃどうも御贔屓に!言ってもらえれば市販薬くらいならいつでも融通しますよ(目の前の相手がこの言葉を鵜呑みにしてくれれば屠るのはどんなに楽だろうかとは思うが、他人から手渡された薬を疑わず口にしそうな無用心さはあれど人の好意に一筋縄で甘える図々しさは無いだろうなと考え直せば、名乗る相手に心の中でだけ『知ってます』と頷き。「宝城グループのホテルは旅行ん時にいっつも使わせてもらってますよー…って、こんな親父らみたいなやり取り辞めましょっか!」ホテルを利用するのは事実ではあったが染み付いたものか否か、どうしても社交辞令の様に響く自分の言葉が喉に粘つく様で「少なくとも今ここではふつーの先輩と後輩ッスよ」と付け足せば逡巡する様に自分の名前を呼ぶ相手の声。「誠で良いッスよー…つか、美弦先輩ダメッスよ!名前も知らねぇような男に付いてこうとしちゃあ!」事もな気にそう告げて、思い出した様に相手の無用心さに心配になり。)
トピック検索 |