√ 2019-12-01 19:16:44 ID:13df25f07 |
通報 |
>イェルノーグ様
…まあアンタが退屈しないなら、何より。('分かりやすい'や'獲物'といった言葉に多少不服そうに眉根寄せ、そういう意味じゃないんだけど、など思った言葉は喉の奥へと飲み込んだ。"御主人様なんて絶対に呼ばねえ。"と流石に其の提案には乗らない様、子供がする様に拒否の感情を首を振ることで表してみせると、想像通りの外界の寒さに身を縮めた。気を取り直すように外を確りと見詰め心を決めていたところ、鋭い耳へ貴方の甘い声色を聞き取り、ふ、と白く甘く吐息を漏らした。"また、な。"くぐもった声で此方も呟けば降り積もった雪へ脚を踏み入れ、直ぐに真っ白な吹雪へ其の姿は飲み込まれて。)
此方こそ、ありがとう。…きっと、亦会えることを願って。
トピック検索 |