ミステリアスで妖艶な雰囲気の美形(探偵) 2019-11-10 16:38:54 |
通報 |
…ッ
( 相手から告げられる言葉からあの時、あの一瞬で自分がどうしたかったかちゃんと相手は分かってくれてんだと分かれはグッと唇を噛みしめて。相手の言葉が胸に染みて言い直された言葉にまた目頭が熱くなり、追い打ちをかけるように警部たちとの会話が耳に入ってくれば、込み上げる想いにくっと微かに喉が鳴って。自分は相手から今まで辞めていった助手たちと変わらない目で見られているのではないのかと不安に思っていたが、もしかしたらそうではないのかもしれない。それを置いておいても頭にポンと置かれる手から相手の不器用な優しさが伝わってくれば、自分はまだまだ相手を理解しきれていなかったのだと思い知らされると共に胸が熱くなって先程とは違う息苦しさが襲って。「…俺も、俺もあんたには怪我して欲しくない…。だからこれからもっと成長して、あんたのことも自分のことも守って期待に応えられるようにする。…俺、頑張るから…これからもあんたの助手として傍に居ていいよな…?」どうしても自責の念は拭いきれないし情けない顔を見られたくなくて顔を上げられないままだが、相手の傍に居たい気持ちは強まっていて微かに声を震わせながら強い意志をもって告げ、零れそうになる涙を服の袖でグシグシ拭って最後はちゃんと顔を上げて相手を見遣り。ちょうど病院にパトカーが到着するも、警部も女警官も茶々や口を挟むことなく黙っていてくれて )
トピック検索 |