ミステリアスで妖艶な雰囲気の美形(探偵) 2019-11-10 16:38:54 |
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なかなか良い作戦を思い付くようになったな…だが、まだまだだ。仮にお前が上から行ったとして中に何人いるか分からないだろ。ここは敢えて正面から…炙り出すぞ。
( 辿り着いた廃工場。彼が中に入る方法を何通りか挙げるもきっと彼の推しは一番最後に挙げたもので。一見ベストな方法に見えてその方法にも穴があるのを瞬時に見抜く。彼の推した作戦を実行したとして侵入した先に複数の犯人がいた場合彼は袋叩きにあってしまう可能性が出てきて。誰かが怪我をしてしまえば事件は円満に解決はしない。ただ事件を謎を解明するのはもう飽きた。そこから何か見出だす快感を最近覚えたのはきっと隣にいる彼のせいだ。その彼が怪我をしては意味がない。その片鱗も見せないままに自分の考えを彼に話して。自分の考えた作戦はまさかの正面突破。正面の扉が少しだけ開いていることがそのきっかけとなって。懐から取り出した発煙筒を取り出して火をつけては扉の前に放り投げて。「隠れるぞ」幸い辺りには身を隠す所がたくさんあって彼にそう告げては手近なコンテナの後ろへ身を隠して。彼も反射神経はやはり良い。すぐに身を隠したのを確認すれば前方へと視線を向けて。これで複数いる犯人の少数でも無気力化することが出来たなら楽にここを制圧出来そうで。『な、なんだ?!この煙っ!』『外だな!様子見に行くぞ!』聞こえてきたのは二人の男の声。廃工場の正面扉を開けて二人とも出てくれば発煙筒に気を取られている背後にいつの間にか回っていて。二人の首辺りを手刀で的確に狙って当てては男達は気を失ったのかそのまま崩れて動かなくなり。「さて、中に人の気配もするな…何人いるか分からないが…気を抜くなよ、相馬」くいっと顎で中を指し示し入るぞと目配せして“気を抜くなよ”声をかけて彼と中に入って )
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