ミステリアスで妖艶な雰囲気の美形(探偵) 2019-11-10 16:38:54 |
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おー、了解。…──!?
( 相手の心情は露知らず諸々を一任されると嬉しそうに頬を緩めて、バイクのことを了承して頷くも去り際に聞こえた呼び名に目を見開いて。相手から初めて呼ばれた下の名前。はじめは頭が回らずに真っ白になっていたが段々名前呼びされたのを実感してくると口元を手の甲で抑えて俯いて。じわじわと熱くなる胸に喜びを噛み締めながらグッと拳を握ると鞄を肩にかけ直して相手の後を追って )
( 結局名前呼びのことは深く追求せずに嬉しさを噛み締めて学校付近の駐車場についてはヘルメットを外し二人で降りて。早速学校へ向かおうとするもそこでふとあることに気付いて。先ほどの呼び名。もしかしたら認めて貰えたからではないのかもしれないと。浮かれてしまったがもし違っていたら…その可能性を考えながらチラリと相手を見て「埜上…そのもしかしてさっきのって学校で俺の呼ぶときのための予行練習とか?…てか俺はあんたのこと埜上先生って呼べばいいのか?」此れから先、自分たちの関係は教師と生徒、そして従兄弟。従兄弟と言っても苗字は違うから今まで通り『相馬』と呼ばれると思ったがもしかしたら相手は下の名前で呼ぶことを想定していたから、さっきの呼び名は自分が急に相手から呼ばれて照れないようにするための練習だったのではと勘ぐってしまい。ついでに相手の呼び方も確認してはジッと相手を見て )
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