ミステリアスで妖艶な雰囲気の美形(探偵) 2019-11-10 16:38:54 |
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『ジジ…それは残念ながら出来ません。今はお楽しみの最中です…。おや…流石、埜上様。もう目覚められたのですか?一二を争う強い眠り薬も貴方様には聞きませんか…最低でも一時間は眠っていて下さるかと…』
…最悪だ…眠り薬以外にも何か使ったな…体が鉛のように重い…それに何種類か使われた薬の副作用か死ぬほど体が怠い…。
( 徐々に覚醒し瞳を開けるとそこには微笑む青年の顔と見知らぬ天井が視界に映る。視線を動かす気にもならないほどの体の怠さに重さを感じ最悪だと漏らして。彼の声は聞こえないものの青年の近くにいるせいか此方の声は彼に聞こえる状態のようで。彼に自分の声が聞こえているとは思っていないため体の怠さや重さを和らげるように深く息を吐いて。意識がクリアになってきては「……俺のシャツはどこに家出した…?…お前は俺を動けなくしてまで何がしたいんだ…ああ…怠い…」自分がさっきまで来ていたシャツや上着諸とも脱がされたのか半裸状態でベッドへ横たわらせられていて。上体を起こそうにも睡眠薬以外の薬の作用か体に力が入らない。嫌になるくらいの体の怠さに吐き捨てるようにそう口にして。『ふふ…貴方に使った薬は三種類です。眠り薬、鎮痛剤…そして…興奮剤…』…紡がれる言葉を聞けばおのずと目の前の青年が自分にやろうとしていることが何か分かって。怠さも相まって素直に嫌なのが顔に出てしまって )
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