ミステリアスで妖艶な雰囲気の美形(探偵) 2019-11-10 16:38:54 |
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( 青年は相手の返答に満足げに目を細めるとその時は何も答えずに相手を中に通して、自分が寝かされている地下室に案内しては中に入るように指示し、相手が中にはいったところで扉を閉ざしロックをかけて。その部屋は防音になっており扉も普通の扉ではなく重厚感がありハンマーで叩こうとも壊れない丈夫なもの。ロックも暗証番号をいれないと開かないようになっていて。室内には窓や壁のつなぎ目もなく真っ白なつくりになっていて、あるのはパッと見では分からない隠しカメラ数台とスピーカー、そして天井に拳二つ分ほどの通気口だけ。しかしそのほかにも見た目ではわからない仕掛けが隠されていて。その部屋の隅っこに自分は横向きに寝かされており右手首には明らかに何か仕掛けがありそうな腕輪がつけられていて。と、小さなスピーカーがジジジジと不快な音を立ててはコホンと青年の咳払いする音が部屋に響き。『僕の声ちゃんと聞こえてますか?…嗚呼、大丈夫みたいですね。少々手荒な真似をしてしまい申し訳ありません。でも此処からは埜上狼苑様もとてもお楽しみいただけるかと思います。簡単なことです。僕が今からまたお題や謎を出すので、一問正解するごとに暗証番号を下一桁から一つずつお教えしましょう。すべて解けば埜上さまはその部屋から出られます。ただし失敗した場合は…、まあそれはその時のお楽しみということで。ちなみに不正や下手な真似をしたと僕が判断した場合も失敗したとみなし同じペナルティがあるのであしからず。』そう言ってスピーカーからの音声が途絶えたときちょうど自分の意識が戻りだして「…ンン…、」と小さく呻き眉を寄せていて )
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