言葉に文字に記録に残して吐き出すのも躊躇われた。どうにも頭の悪い、稚拙で未熟で愚かな人間なんだろうと世界に発信しているようで。でも一人で抱え込むのがどうにも苦しくて、誰にも打ち明ける事なんて出来なくて。 どうか燃やしてほしい。ここに書いてある文字を見て見ぬふりして、どうかこれは白紙なのだと言いながら、焼却炉の火の中に放り込んでほしい。