! 2019-11-01 16:11:42 |
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とある中学の放課後、校舎裏にて一人の女生徒が、先輩である男子生徒の前に立つ。
「ありがとう」
緊張した声、耳まで真っ赤にして、下を向きながらチョコを渡してきた君。男慣れしてる子達とちがって、あざとい上目遣いや自分の可愛さをアピール術なんて持ち合わせてないウブさがたまらなくて、とびっきりの笑顔で差し出されたチョコを受け取りお礼。
勢いよく顔を上げた君は、最初信じられないとでも言うように目を見開いて、次にはその目を潤ませて流れ落ちる嬉し涙、さっきより赤い顔、まるでほしい物を与えられた子供みたいに嬉し泣きして無邪気に喜ぶから、僕の鼓動も高まって。
「ごめんね」
受け取ったチョコを地面に叩き落として容赦なく踏み潰す、そうすればその無邪気な泣き笑いは絶望に染まって絶句、あぁその顔たまらないっ心の底から傷ついて、あまりのことにただ涙を流しているのが綺麗で、もっともっと徹底的に傷つけて壊したくなる。僕を好きなんでしょ? 愛してるんでしょ? ならもっともっと僕のために足掻いて喚いてのたうち回ってよ、そんな君なら愛してあげてもいいよ、今見たいに綺麗な涙を流して、僕だけしか写さない瞳で絶望してよ、その顔が見たいからわざわざ呼びだし通り来てあげたんだよ。
今更もう逃がしてなんかあげない、とっても純粋な君だから、きっといい感じに壊れてくれるよね。大丈夫だよ、無反応にならない限り捨てたりなんかしないから、さてさて何して遊ぼうか? そうやって綺麗な涙を流すことすら出来なくなるまで、希望と絶望をあげる。だぁれも助けになんて来ないよ? だって邪魔されたくないもん。
さぁ、ありったけの絶望を、君に。
【スペース感謝。ヤンデレじゃなくて、ヤンクル(病んで狂ってる)なイカレ野郎で、デレが迷子だろうがド変態、って言われるけど気にしない。勧誘歓迎です】
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