主 2019-10-07 19:38:42 |
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【異界渡り】
人体実験と人体改造の末生み出された不死の存在。異界渡りと呼ばれるが、その性質は吸血鬼に近い。瘴気の影響が極めて少なく、心臓が潰されない限りは死ぬことはない。脳が損傷を受けた場合は記憶を失うこともあるようだ。必要量の血液さえあれば短期間で再生し、また異界へと駆り出される。逆に言えば人間の血液がなければ再生することができず、瘴気の影響を受けやすくなる。そのため、再生のために定期的に人間の血液を摂取する必要がある。主に「必要のない人間」が異界渡りに改造されることから反感を持つものも多いが、人間の血液がなければ生きることができないため、実質飼い殺しにされているようなものだ。
【牙】
異界渡りの武器。異界渡りの血液を混ぜた金属で打たれた生きる武器。切り裂いた生物の血液を吸収し、異界渡りの血技の媒介とする。普段はインゴットと呼ばれる四角い形をしているが、所有する異界渡りの意思で変形し、武器の形を取る。
【血技】
ケツギと読む。異界の瘴気に当てられた生物の血は異界渡りを生き長らえさせることはできないが、魔術の媒介となりうる。瞬間的に身体能力を上げたり結界を張ったり血の弾丸を放つなど多彩なことが可能だが、残念ながらお伽噺のように火や水を操ることはできないようだ。
【過剰摂取】
オーバーロードと読む。一度に過剰な血液を摂取することで肉体そのものを変化させ強大な力を行使する。血液型により4種類に分けられる。圧倒的な力と敏捷性で戦場を駆け回る「ワーウルフ」。見上げる巨躯と岩の如き耐久力を持つ「タイタン」。無数の触手を用いた手数の暴力「クラーケン」。飛行能力を持つ空の支配者「ハーピー」。いずれも強力無比の力を誇るが、10分の効果時間の後、細胞の崩壊が発生し、身体能力が通常時の5分の1にまで低下する。
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