暁のメンバー1人募集だ！（建て直し）

……デイダラ。やっぱり…この辺にいると思ったんだ。(心地よい日差しを浴びながら散策していると向かってくる相手を見つけかけられた声に嬉しそうに呟くがその頭にも自分と同じように花冠が乗せられているのを見て、とても綺麗だ……やはりお前の方が似合っているかもなと木漏れ日に照らされキラキラと優しい光を見せる冠と相手の笑顔につられるように微笑んでは告げ)

そ、そっか？はは、ありがとうな（花冠が似合っていると言われれば僅かに顔を赤くするが何処か嬉しげに小さく微笑んではお礼を口にし、アンタもその花冠、やっぱり似合ってるぜ！と笑って声をかけてはアンタのカラスの頭にもあった花冠、似合ってただろ？と楽しげに問いかけるように呟いて）

そうかな…、ありがとう。せっかく貰ったからアジトに戻るのも勿体ないと思ってな。(似合っていると言われれば少し首を傾げるも感謝を述べ花冠にそっと触れては微笑みながらそう告げカラスの事を言われれば一つ頷いてから、まさかこんな綺麗で可愛いものを持ってくるとは思っていなかったよ。アイツもどこか嬉しそうに見えたな…と冠を持って飛んできた時のカラスについて話しては、俺はこんなに器用にできないから…と呟きクスッと笑いさすがデイダラだな…と)

特に器用って訳ではねえんだけど…でもアンタが何か嬉しそうなら作ってよかったや（相手の言葉に何処か照れ臭そうにするが嬉しそうに微笑んでそう言っては相手の片手を握り、良かったらもう少し散歩しようぜ！と明るく笑って提案して）

俺が不器用なだけかもしれないな。(特にという言葉を聞き自分の不器用さに苦笑するが握られた手に目を移しては嬉しそうに目を細めその手を握り返し、賛成だ…天気も良いし散歩日和だと相手の提案に乗るように言葉を返し相手に合わせて歩き始め)

んー…そうか？オイラはアンタは不器用じゃねえと思うけどなあ（相手の様子に此方も苦笑いしつつ首を傾げ思ったことを呟くが相手の答えに嬉しそうに笑っては手を繋いだまま一緒に森の散歩をし、暫しアジトから少し離れた所まで散歩していたがふと通りかかった二人組みの男を見付けては急激に笑みを消してまるで睨むように目を細めてはイタチを自身の背中側に回してまるで守るような体勢をとった所で二人の男は此方に気付き所謂ゲスイ笑みを浮かべては、へぇー、随分おおきくなったじゃねえか、あのチビが。と馬鹿にするように口にしもう一人の男が、…あの時はよくも舐めた真似してくれたなあ。と所謂何処かドスのきいた怒り顔で言うのだが自身はそれに怯むことなく寧ろ「暁」と犯罪組織に入った事で身に付いた忍独特の威圧感で睨み付け、それはこっちのセリフだぜ。まだ幼い子供達を意味わかんねえ理由で脅してしまいには手を上げて、オイラには土影の養子だからって理由で手を上げようとしてその時に結局オオノキのじいさんにバレてこってりと絞られた癖に、まだ懲りてねえのか？と低い声で、だが冷静に言葉を返せば二人の顔はみるみる歪んでいき、このガキが…！と此方にとっては怯む要素もない怒りを露にして）

そう見えているものなのか…(その言葉にんー…と考えるような顔をしながら呟くが自分を器用に見せているだけで実際不器用な面の方が多いと心で思いつつ二人きりの時間を楽しんでいたが、前から歩いてきた二人組みを見るなり血相を変えて睨みを効かし自分を背に回す相手の行動に此方も警戒した面持ちで二人組みに目を移しては双方から吐かれた言葉に状況を何となく掴み眉をひそめるが怒りを露わにして今にも掴みかかってきそうな二人に多少の危険を感じ、今ここで戦闘になれば此方がＳ級犯罪者である以上彼らは死に目を見る事になるだろうと殺生を好まない分それは避けたいとデイダラの肩に手を置いてから三人の間に入るように前に出ては、申し訳ないが先を急いでいる…、道をあけてください。…話ならまた今度。と穏便に済ませようとする為にできる限り穏やかな口調で告げこれで相手が引き下がってくれることを願い)

………（前に出た相手の言葉を聞いて敢えて睨みを効かせていたが存外脳裏の中は冷静だったため少し考えては相手の片手を軽く握って二人の方へと歩いていくがどうやらイタチの言葉を聞く気は無いらしく襲いかかってこようとするがそれより早く何処か慣れた手付きで人間の急所の１つである二人の首元を手刀で軽く叩けば気絶し倒れたのを見れば１つ溜め息を吐きイタチの手を握ったまま歩いて散歩を開始するが二人から少し離れた所で足を止めては手を軽く手を握ったままふとその場に座り込んでまた１つ軽く溜め息をつき）

……っ、デイダラ…大丈夫……じゃ、ないよな…(二人組みに告げた後デイダラに手を引かれてはされるがままに足を進めるが引き下がる様子のない二人が襲いかかって来る瞬間写輪眼を出そうと思ったが、それよりも先に動き二人に手刀を入れた相手に驚き目を瞬かせ手を握ったまま再び歩き出す様子に黙ってついて行くが少し経った後その場に座り込んだ相手に慌てながら名前を呼び此方も隣に座り込んでは心配そうな顔をしながら告げ)

……アイツらな、まだ小さい頃に岩隠れに居た中で一番苦手で嫌いな奴らだったんだ（心配そうに声をかけてくれる相手に申し訳ないと思い僅かに苦笑いし、ありがとう、大丈夫だせ。と返してはそっと横の相手の嘉多に寄りかかりつつ先程の二人の事を少しだけ相手に話して苦笑で大嫌いだったのだと伝え）

そう…か、話を聞いていて何となくそんな感じはしたけど……。(二人との関係を聞けば察した通り良い関係ではなかったことが分かり眉を顰めるが肩に寄りかかってきた相手の頭を安心させるように優しく撫でながら、暫く此処には来ない方が良いかもな…。またアイツらに出会したら困るだろう…と再び絡まれることを避けるための提案を呟き)

…はは…ちょっと昔に色々あったというか…オオノキのじいさんの耳に入った時のアイツらへの怒り用は凄かったなあ…まあ、アイツら意味不明な理由で小さい子供ばかりを脅して時には……手を上げてたし…（相手の様子に苦笑いしてはポツリポツリとそう話していき幼い頃の気持ちが振り返してしまいぎゅっと自分の腕の服を握り、そう、だなあ…正直に言って、二度と合いたくなかったしな…。と相手の提案に頷きつつそう小さな声で口にしては、あはは…。と苦笑いして）

酷い話だ…。けどな…さっきアイツらが絡んできた時、デイダラは俺を守ってくれただろ。(相手の口から告げられた話に辛そうな顔をしながらも耳を傾けていたが先程自分を守るように背に隠してくれた相手の行動について触れ、嬉しかったよ……と今まで守られる事など経験してこなかった為照れ臭そうにしかし本当に嬉しそうに目を細めて微笑んで告げ)

……えっと、お、オイラだって、アンタの事、大切だし…（先程の事を言われ嬉しそうに微笑んでお礼を口にされてはキョトンとしていたが次第に顔が赤くなり少しだけ真っ赤になってはそれを隠すように膝を抱えて少し俯きつつ自分も相手の事が大切なのだと小さな声で呟いて）

うん、お前の気持ち充分伝わっているぞ。(俯いて呟く相手の頭を優しく撫でながら告げては未だに膝を抱えたままのその姿に胸が締め付けられるような気持ちになり相手をぎゅっと抱き締めては、大丈夫…お前はもう幼かったあの頃を乗り越えている、もう誰かに守られるだけのお前じゃない…そう少し涙声で告げて)

…うん、何となく自分でも、ちょっとは乗り越えられてるかなって思ってるんだ。…ありがとうな、イタチ（相手の言葉に救われる気持ちを覚えては此方からもぎゅっと抱き締め返してそう呟きお礼を口にしては、アンタの側はやっぱり落ち着くなあ…。と涙声をなのを意識してはポンポンと優しく相手の背中を撫でつつ口にして）

俺は……何もしていないよ。(ありがとうと言われれば自分が涙声になっていた事に気づき伏し目がちにそう答えるが抱き締め返してくれた相手の腕に安心するように目を閉じてはぽんぽんと撫でられる背中に心地よさを覚えながら、俺も……落ち着くと小さく呟き)

そっかあ…同じ、だな（相手の言葉に何処か嬉しげに微笑んではそう呟きふと何かを思い出したような表情をしては、そういや、ずっと気になってたんだけどな、うちは一族って大体の皆が………美形なの、か？と今目の前にいる相手と彼の弟であるうちはサスケと夢の中で話したことがあるうちはシスイの顔立ちを思い出しては思わず気になると言うようにそう聞いてみて）

んー……そうかもしれないな。暗部にいた時もそうだが、里を抜けてからも何度かそういう目で見られた事が……(相手の何気ない問いかけに考えるように首を傾げるが里内でも暁の任務でも自分をそういう目で見て近付いてくる輩がいた事を思い返し一瞬目を伏せるが直ぐに相手に目を合わせては少し微笑み、それが…どうしたんだ？と呟き)

んー…いや、特に意味はねえんだけど…何処の里でも男女顔立ちが整っている人ってやっぱり大変だなあと思って、さ…（相手の言葉に、あー……と思いつつ苦笑いし聞いたことに対して申し訳なさそうにし慰めるように優しく頭を撫でつつ最後の呟きに、特に意味は無いと伝えるが昔の事を思い返し僅かに顔を上げ遠い目をしながらボツりと小さな声で呟いて数秒後目を合わせた後、そういや前に木の葉に任務で行った時な、旦那がやたらよくわかんねえ目でこっち見てくる人達を目線で脅してたんだけど…何でなんだろうな？と不思議そうな表情で小首を傾げて）