白兎 2019-09-02 01:00:08 |
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過去に不思議の国へと落ちてきてくださった住人に格別の感謝と共に、忙しく過ぎ去る時間に追われ戻ることの叶わなかった事実への謝罪を
ありがとうございました、そして申し訳ございませんでした
どうかあの不思議で素敵な住人の皆様に、魅力的な未来があらんことを
そして、白兎は新たな物語を紡ぎます
あるところに、それはそれは不思議な国がありました
名前はありません、ので、不思議の国と呼びましょう
不思議の国を治めるは、わがままで傍若無人な赤い王様
その王様に仕えるは、真っ白けっけなウサギさん
王様のお城には、番号が振られた使用人もおりました
さて、この国の住人はどいつもこいつもオカシイようで
誕生日でもないのにバースデーケーキを食べる帽子屋や
話を聞かない、いかれたウサギ
眠ってばかりのネズミに
消える猫
そんな世界に落ちてきた、不思議な少女
名前はアリスと言いました
アリスは言います「どうしたら元の世界に戻れるの」
住人は言いました「王様に会えばいい」
王様は言いました「部外者は決してしまえ」
白兎は思いました「面白くなってきた」
誰もが味方の顔をして平気でうそを吐くのです
どこかの世界と似ていますね?
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