DR9 2019-07-14 06:40:06 |
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「ふぅ……」
メタナイトは城のパトロール中だった。城の廊下にコツ、コツ、コツと足音が響く。
「へえ、それでどうなったの?」
「でね~!」
ドロシアとホシユメが楽しくお喋りしながら城の廊下に現れる。どうやら、メタナイトに気づいていないらしい。
「おい、そこのお前たち。」
メタナイトは初対面だった為、一応ギャラクシアをいつでも出せるような構えをしてドロシアとホシユメを呼び止めた。ドロシアとホシユメはビックリしたような顔をした。
「な、なんですか?」
「お前たちは、何処から来た?返答次第には斬るぞ。」
ドロシアは少し警戒しつつも用を訊く。メタナイトはギャラクシアを抜いて訊いた。ホシユメは「え?そこのお部屋!」と指を指しながら答えた。ホシユメが指したのは、借りている部屋だ。メタナイトはギャラクシアを仕舞い、頭を下げた。
「私の早とちりで…すまない。」
「んーん!大丈夫だよ!わたしはホシユメ!アナタは?」
「メタナイトだ。」
「メタナイト!メタナイトよろしく!!」
「ああ、よろしく頼む。それでは、私はパトロールの続きをする。じゃあな。ホシユメ殿、ドロシア殿。」
と言うとメタナイトは再び歩き出し、去っていった。
「あれ?私メタナイトに名前なんて教えたかしら…?」
とドロシアは疑問を持つ。
簡単に説明すると、ドロシアは元々デデデ城にあった有名な絵画で、メタナイトも知っていたのだ。
「ドロシアー!先行くよー!!」
ホシユメは歩き出した。
「……まあ、良いか。」
ドロシアは開き直ると、ホシユメの後を追った。
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