DR9 2019-07-14 06:40:06 |
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「「だーいおー!!」」
マルクは王座の間の扉を飛び蹴りで開け、ニコニコ笑顔でポップスターの自称大王、デデデへと軽い足取りで近づく。マルクに続いてホシユメも軽い足取りでデデデに近づく。
「ブフッ!…な、何の用だ?」
デデデは紅茶を吹き出しかけ、口腔の紅茶を飲み込むとマルク達を見つめた。
「実は~、ホシユメの部屋を貸してほしいのサ!」
「わたし、ホシユメ!だいおー!よろしく!!」
「…………わかった。でも、部屋の掃除は自分でしろ!良いな?!」
デデデは、二人の様子にう~む…と少し考えるも、しぶしぶ部屋を貸してくれた。すると、デデデはマルク達を王座の間からつまみ出した。
「部屋を貸してくれるのは良いけれど……客人の扱いが酷すぎるのサ!」
マルクはぶつくさ言いながら立ち上がり、ホシユメも立ち上がった。
「さ!ホシユメ!!部屋を探しに行くのサ!」
「うん!」
こうして、マルク達はそんなに汚れていない部屋を探し、マルクの部屋の隣の部屋に決めた。
そんなに埃などを被ってはおらず、家具も綺麗で揃っているからだ。時計の針は、お昼頃を指していた。
「「カービィ!!」」
「あ、マルクにホシユメ。良い部屋見つかった?」
二人はカービィに駆け寄った。カービィは微笑みながらそう訊く。二人はニコニコ笑顔で力強く頷いた。
「でね!だいおーが、そうじはじぶんでしろって、いってたからね、カービィにてつだってほしいなって!」
「えぇ…う~ん……しょうがないなぁ…」
カービィは嫌々ながらも手伝ってくれるそうだ。
「じゃ、早速城に向かうのサー!」
三人は城へと向かった。
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