化物斬 2019-07-11 18:41:27 |
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…なら、この俺を唸らせるほどの相応な風格を身に付けてはどうかな。少なくともまたたびを噛み締めて悦ぶような君では……、――…いや、待てよ。猫殺しくん、そんなに先輩風を吹かせたいのなら明日の畑当番を代わってくれないかな。後輩の頼みを聞くのも年長者の務めだろう?( 額を突くのを制するようその指先ごと両手で握り )…どんな呪いだよ。ある意味刀は研いでいるけど。生憎だが俺は健全な刀だからね、そういった類のものとは無縁だよ。( 解れた銀糸を耳に掬いつつ )
ああ、それは同感。まあ、此方の想定していない答えが返って来てもそれはそれで面白いが。人によって受け取り方や感じ方は様々だからね。猫殺しくんとは波長が合う様で嬉しいよ。
おや、君がそう言うのなら無理に問いはしない。ただ此方ばかり我儘を言うのは忍びないものでね、思いつく事があったら何なりと。期待には応えよう。…ふふ、何だそれは。懇ろになれたとしてもそう容易くお前の甘言にはつられないぞ。
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