何でもサーカス団の日常。(コメディ・バトル・ファンタジー)

特に不備はないです。よろしくお願いします。

最初は《レッド・クレセント》の観客から
始めていただければ幸いです。


一応皆様への絡み文…

「レディース&ジェントルマン！
《レッド・クレセント》の公演へようこそ！
団長のシャルロッテ・エーデルハイトです！」

小柄な少年がぺこり、とお辞儀をしてみせる。


「副団長のライゼ・シュテンハイムよ。
よろしくお願いするわね？」

鞭を手に持った長身の男性が微笑む。


「ヒロインのエレン・フュリアスです！
今宵は男性も女性もお楽しみくださいね！」

金髪の少女がスカートの裾を持ち、
お姫様のそれのようにお辞儀をする。


「ピエロのクロエ・アステンブルクです。
レディの皆様方、是非お楽しみくださいね？」

ピエロがにこりと微笑むと、女性の観客から
黄色い悲鳴が響く。


「マジシャンのカミーユ・リーズレットだ。
最近老眼でな…マジックが上手く行かんのだ」

どうみても年若いマジシャンが困ったように
笑うと、観客から笑い声が聞こえる。