主 2019-06-05 23:51:28 |
通報 |
(信徒の少女はゆっくりと主人である魔女に近づく)
『え?朝食?黄衣の王の足でも切り落としてたこ焼きでも作ればいいんじゃない?‥‥ちょっと待ちなさいどうしてピッケル持ってるの。冗談に決まってるでしょうやめなさい。
‥そうね、好き嫌いは特には無いのだけれど、貴女が食事をすれば私も食事をしたことになるのだから聞く意味あるの?
‥‥‥‥‥‥‥‥。そんなに見つめないで頂戴。わかったわよ。“夢”を解いて私も行くわ。だから先に行ってなさい』
(信徒はイドーラと融合し、ただの人でなくなった。二人に食事の必要はない。だが己の信徒にじっと見つめられるのに耐えられなかった魔女は普段強力な幻影の中に隠しているはずの自身の姿をあらわす)
私は夢の魔女イドーラ。本当はひっそりとしているはずだったのだけれど、信者の願いは叶えるべきよね?神ならば。
(イドーラは初めて微生物がいた時から地球に存在していた。地球の全ての母と呼ばれる豊饒の女神なのだ。世界各地で崇拝信仰される神である)
ああ好きなものは特にないから朝食はお任せするわ。
トピック検索 |