執事長 2019-05-03 20:33:24 |
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>ルシアンPL様
ルシアン、ご機嫌はいかがかな。あれから何度も何度も物語の終焉を読み返したけれど、その度に新たな発見や考察が湧いてきて、心から奥深さを感じたよ。
駆け足気味だったかもしれないだとか、ちぐはぐな部分があったかもだとか、そんなのは全くの杞憂だ。この世に二つとないグランギニョルの、素晴らしいフィナーレだったよ。
本当に、ありがとう。
さて、俺達も話す役目を交代するとしよう。また後でな、ルシアン。
***
(/改めまして、燃え落ちるように哀しくて、けれどそれ以上に、この世の全ての暗雲を取り払うような光と熱を宿した、比類なきグランギニョルを共に紡がせて頂き、本当にありがとうございました…!
ご丁寧な補足を読めば読むほど、この黒薔薇屋敷の世界観と非常に親和性の高い緻密な背景の虜になってしまうようでした。青空の描写や絵は、ルシアン君とジェイドの物語において、歯車のような働きを担っているのだろうな、と思惟しておりました。歯車が一つ現れて動くたび、二人のどちらかの心情に動きがあり、そして同じように病も一段階ずつ進行していっている…なので、その美しい描写が綴られるたび、喜びと寂しさの入り組んだ複雑な印象を抱いておりました。平たく言ってしまえば、エモいというやつです。
比翼の鳥、ひいては片翼、という言葉に対して、ネガティブな真相が含まれていたことには驚きました。この概念はルシアン君を支えていたのではなく、縛っていたのですね…。翼を預け合い、依存し、ただ融け合うだけではなく、それぞれが己の翼で悠々と羽ばたきながら、決して傍を離れることなく労り慈しむ事。それがルシアン君の見つけた答えだったのですね。
捕食に関しましては、本当にお見事でした。ご存知の通り、ジェイドの捕食難易度はトップクラス。無邪気と知性が融合したルシアン君のお人柄、捕食へ話を運ぶまでの一本凛と筋の通った道程、ルシアン君を構築する緻密な背景、そのどれか一つでも欠けていたら、この素晴らしい終焉には至れなかったと思います。そしてただ捕食エンドを迎えただけではなく、ジェイドを生涯苦しめていた「捕食=苦痛」という呪いのような固定概念を、「捕食=感謝、愛情、敬意」というポジティブな捉え方が出来るように成長させてくださいました。ルシアン君でなければ、絶対に成し得なかったことだと思います。
今回育んだ愛は、恋愛とはまた次元の違う、とても深く穏やかなものでした。なのでCP成立と呼ぶのは語弊があると思うのですが、蓋しジェイドにとってルシアン君は特別な存在であり、当方の目から見ても、ジェイドにはルシアン君しか居ないのだと思います。以降は当方からのご提案ですが、もし背後様さえよろしければ、個室に移動し今後もお相手願えませんでしょうか…?貴方様と文章のやりとりを出来るのが、当方にとっては楽しくて仕方がありません。ルシアン君とジェイドのifストーリー案がいくつか思い浮かんでおり、もしもそれを一緒に紡がせていただけたらとても素敵だなあ、と夢見ております…!けれど、貴方様にその気がないのに長々と語りを並べてしまうのは非常に心苦しいので、もし少しでもご興味がございましたら、当方にて特別な個室を1:1へご用意させていただきます。無論、リアルの事情もあると思いますので、難しいようであれば一蹴していただいて構いません!ただ気の向くままに、返事を急ぐことなく、互いに無理のないペースで楽しく縁を繋いでいけたら、という淡い夢ですので…。お時間ございます時に、ふんわりとご検討いただけますと幸いです。それでは最後に、もう一度ジェイドからご挨拶を。)
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長くなってしまったけれど、ここまで読んでくれてありがとう。
お前は俺の中にいる、そして俺はここにいる。
ルシアン、お前が俺の傍へ魂を巡らせ、またふたりで笑い合える時が来るのを願ってるよ。
それじゃあ、本当に、心からありがとう。俺も、俺達も、ずっとお前のことが大好きだ。
どうか、幸せに。
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