執事長 2019-05-03 19:58:05 |
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>テオ
うん、勿論!口紅は赤は勿論青とかオレンジもあるし、こんな感じで他の色や道具も使って顔全体で可愛くも格好良くも成れちゃうよ(見るだけでいいと断られるかと思いきや、食以外についても色好い興味を示してくれた相手。ただの思い付きが現実味を帯びてくれば、瞳にキラリと光を宿し、コクンと勢い良く首を上下させ。紅が特に気になるならと、今回借り受けた中にあった他の色鮮やかなラインナップを思い出し、指を一本ずつ立てながらアピールを。化粧に対するイメージに片寄りも感じれば、部分部分を補足するように言葉を加え、見本の提示も忘れない。まずは自分の瞼にのる青、顔面に走る継ぎ接ぎを模した茶色の線、頬をうっすら撫でたチークの色を。人差し指で順々に示し、化粧の一端を紹介してゆき。その後恐怖に僅かでも震えた心を、しかし相手の目ならうまく誤魔化せると思った。だが上手く事は運ばず、無表情のまま鋭い感性で真実を言い当てられてしまえば、かっと目を見開き。動揺から瞳は左右に泳ぎ「ちっ……ちょ、ちょっとだけね。分かってる、ただ教えてくれようとしただけ、なんでしょ?テオは……優しいもんね。私こそ、ごめんね」違う、と咄嗟に否定が喉までせり上がるが。嘘は嫌いだと、一瞬でも不快そうに言われたあの日が頭から離れなければ、言い直し素直に認める道を選び。上からぽつり、ぽつりと降りかかる謝罪。行動の裏の意味を確かめるように問う。予想が合っていれば、甘い物を甘いと、そうでない物は違うと彼は言っただけに過ぎない。握り潰さず加減の続いている手も、これまで部屋の外へ幾度も連れ出してくれた日々も、話に付き合ってくれている今も。目の前の彼は、その気になればいつでも実行可能なのに、自分を傷付けようとする時は一度も無かった。それなのに自分が情けない、と眉をハの字に下げ力無く笑い。やがて相手がボートに乗り込む番。船の上でも遠慮の無い一歩が踏み込まれ、さながらシーソーゲームのように、沈んだ分比例して船は当然斜めに傾く形となり。「わ、わわっ!」と慌てて縁を再び確りと掴み、体勢を崩さないよう踏ん張る。この船は思いの外頑丈なのか、無事二人分の重さを耐えきり平行に戻ればほっと胸を撫で下ろし。しかしクリアするべき問題はそれだけでは無かったようで。「ぷっ……はは!ボートも初めてなんだね。コレは、この板を使って自分達で漕いで進むの。見ててね?」吹き出すような笑いを二人きりの湖に響かせ、足元のオールを左右で一本ずつ掴み。手は真っ直ぐ伸ばしたまま、上半身ごと前へぐっと倒れ力を入れ、深紅の水面と垂直になるようオールを浮き上がらせ、ゆっくりと体全体を駆使し後ろに円を描くように回してゆけば。水の抵抗もありのろのろとした速度で、そして真っ直ぐとは言い難い蛇行運転で、ボートは動き出すだろう)
(/レスを確認し、返してから失礼しようと思ったのですが途中で寝落ちしてしまっていたようですみません…!リアルの問題は無事解決されたでしょうか?当方は大丈夫ですので無理はなさらず、ゆっくりと休まれて下さいませ!お疲れ様でした。また本日もありがとう御座いました。残り僅かな期間中、再びお会い出来ました時は宜しくお願い致します。では、主様も良い夢を…!)
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