月 2019-04-17 23:06:06 |
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>ミシェル
Aquila
(不躾な視線も、生意気な態度も、恒例行事となれば心が荒波立つ事もない。そも、不機嫌になるのも当然だ。此方側にとっては恒例行事であっても、向こう側の人間にとっては違う。突然見知らぬ土地に飛ばされては不信感があるのが普通の事。出迎えたのが、人ではないモノならば尚更に。特に気にした風もなく払われた招待状に一度視線を落としてから小さく溜息を零す。こうなる事を予見していたから、主人は面倒事を押し付けたのだろう。千里眼と言うのは便利な機能だ。余所事を思案していたところで疑問を投げられると素直に相手に向き直り。「此処は月の世界、星々の楽園。端的に言えば、貴方の暮らしていた世界ではない。貴方は星に愛された人の子──此処では星神子と呼ばれます」と出来うる限り簡潔に説明してから、改めて自分なりの善意の忠告と共に招待状を差し出し。)
そして、これは月の主人より星神子様へのお届け物です。……受け取った方が懸命かと。
(/反抗的な態度も大変可愛らしいのですが、軟化していく変化も楽しみにしています。また何かありましたら気軽にお声かけ下さい…!)
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