月 2019-04-17 23:06:06 |
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>Virgo
(瞼越しに感じていた光が翳る。近くに人の気配を感知し緩やかに瞼を開く前に降ってきた柔らかな声。白い景色の中に淡く輝く桃色の髪は一際目に付く。寝ぼけ眼を擦りながら地に片手をつき上半身を起き上がらせて。見知らぬ人の前でも特に緊張はせぬ性質、マイペースなまでに大口を開けて欠伸を一つ零す。「Guten Morgen.(おはよう)」声までもがトロリと未だ眠気を含み、挨拶を返したまでは良いが、うつらうつらと頭は前後に揺れ夢の世界を彷徨う。きっと彼の現実味のない色彩・姿形が未だ己は夢の世界にいるのだと強く錯覚させる。だからか、遠慮もなにもあったものじゃない。「…まだ眠っていたいんだ。此処はとても気持ちがいい。君も一緒に横になって寝よ?」気安いまでの口調で言葉をかけ、隣へ誘うよう手招いて。ふわり、風が花の香りを運んでくる。まるで鎮静効果のあるアロマのように意識が遠のいていく。ゆらゆら前後に揺れていた頭はやがてガクンと前へ倒れたまま動かず、心地良さげな吐息が口から溢れるばかり)
(/確認および承認有難うございます。レスペースは日によってムラがありますが、一週間宜しくお願いします!此方も途中で相性が合わない、絡んでみて話しにくいなどありましたらお伝えください…!)
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