眞城家長男 2019-04-13 15:36:00 |
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>>瑠偉様
ふふ、どうやらそのようですね。雨の降る音は心地いいので、俺は嫌いじゃないですよ。
( 貴方の言葉にそう答えては、自分の手に触れたその綺麗な手をキュッと握り返し指を絡めて。彼女の補助を頼りに、ただし小柄な貴方にあまり体重はかけないようにとゆっくり立ち上がっては枕元にいつも置いている肩掛けをふわりと肩に羽織り。ちらちらと桜が舞うこの季節、少しずつ暖かくなってきてはいるがまだまだ肌寒いもで。貴方の掌を柔く握りそのまま部屋を出てはゆっくりと共に階段を降りて行き、ひやりとする廊下の冷たさを素足の裏で感じながら一段一段を踏みしめて。視覚がないために家事の出来ない自分としては彼女の作る朝ごはんが一日の楽しみであったりする。今日は何が食べられるのだろうか、と内心ウキウキして、 )
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