ケイ 2019-03-26 15:23:10 |
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[起こしてきましたよ。ついでにスノウさんも]
ドロシーと呼ばれたメイドは、二人の人物を
連れて来たのだった。
一人は、眠そうに目を擦っている白髪の青年。
もう一人は、目付きの鋭い短髪のメイド。
《…ふぁ…おはようございます、皆さん…》
白髪の青年は欠伸混じりの声で挨拶をする。
{…今日はお客様が多いですね}
目付きの鋭いメイドは周りを見やり、
女性にしては随分と低い声で呟く。
ドロシーは、目線に気が付いたらしく彩を見る。
見る、と言っても双眸は閉ざされたままだが。
[貴女…私の目に興味あるでしょう?]
にこりと微笑み、ドロシーは言う。
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