ケイ 2019-03-26 15:23:10 |
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匿名さん
それで大丈夫です。
(皆さまが洋館にいらっしゃってから本編を
開始します。それまで洋館の住人達のお喋りを
しておきます)
【…チッ、ツヴァイが言うならやめてやるよ…】
不承不承といった感じで、少年は引き下がる。
その時だった。
大きくはないが、広い洋館全体によく通る声。
〈皆さま、朝食の支度が出来ましたよ。
降りてきてください〉
その声が合図だったかのように総員は
各々していたことを止める。
狼の耳を生やした少年はバタバタと慌ただしく、
黒髪の青年は落ち着いた足取りで。
それぞれ違う階段の降り方で、階下へと降りる。
〈さあ、冷めないうちにどうぞ〉
席に座ってにこやかに微笑んでいるのは、
ランタンの頭をした執事服のナニカ。
…何故顔がないのに笑っていると解るか?
だが、彼は確かに微笑んでいるのだ。
ー その時、洋館の扉をノックする音が響いたー
(ここから皆さんご参加ください!)
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