(常連さん&御鏡さん宅の子達は、喫茶に居た体にして下されば絡みやすいかと思います。) おぉ、それは良かった。幸い其処は此処から近くてね…其処の角を曲がれば直ぐなのですよ。 (差し出していた手を曲がり角に向けて方向を示せば、付いて来いとばかりに歩き始める。相変わらずその足音は金属が擦れ合う様な妙な音であった。…と、次第にその音はリズムを刻み、軽快な音を立て始めた。