理事長 2019-03-21 19:13:33 |
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>一瀬
そこの不良少女、ちょっと職員室まで来なさーい。
(登校してくる生徒たちと挨拶を交わしながら廊下を通る中、目を引いたのは派手な身形の一人の女生徒。明らかに規定外の装いをした彼女のことは、生活指導の先生が手を焼いている、ちょっとした問題児としてよく覚えていた。周囲を警戒するようなその素振りから、恐らくまた生活指導の先生から逃げてきたのだろうかと当たりを付けて。見かけたからには、ひとまず教師として注意を促すのが道理だろうと、彼女に向けて声を掛け。しかしそれは建前の話、心中では例え自分が諭したところで聞き入れられるとは思っておらず、このまま逃げられるだろうか、なんて思考が浮かびながらも彼女の方へと歩を進めて行き。)
( / はじめまして、初っ端から馴れ馴れしい絡み方で失礼します。よろしければ上記、もしくはall宛の文に絡んで頂ければ幸いです! それでは、どうぞよろしくお願いします。)
>雲類鷲
やっと終わった……。
(職員室にて、思いがけず手間取ってしまった書類仕事がやっと一段落ついた頃。椅子の背凭れに背を預けてはそう独り呟いて。ふぅ、と溜息を吐き、眉間のあたりを指で揉みながら、ふと思い付いたのは屋上の存在。あまり訪れたことの無い場所であるが、確か見晴らしのいい場所だった筈だ。気晴らしに丁度いいだろうと、早速とばかりに席を立つと職員室を後にして。そうして屋上までの階段を上りきり、辿り着いた屋上へと繋がる扉の前。ドアノブを捻り、キィと音を立て開いた扉のその先に、屋上の真ん中に寝そべる人影を認めた。その人物の元へ近寄り顔を覗き込んで見れば、気持ちの良さそうな寝顔で寝息を立てる男子生徒の姿。彼は学園内で有名な生徒会委員の中でも思考回路の読めない奔放な性格で知られている生徒だが、よもやこんな所で眠りこけているとは。好天に恵まれた今日は確かに午睡に適していて、すやすやと眠る彼を少しばかり羨ましく思いながら、そこから少し離れたところにゆったりと腰を下ろし。そこから見える景色を、ぼんやりとした頭で眺め始めて。)
( / はじめまして。よろしければ上記またはall宛の文に絡んで頂ければ幸いです! どうぞよろしくお願いします。)
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