名無しさん 2019-03-16 23:21:22 |
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咲月 君〉
(一番最初にケーキを選んで良いという特権を手に入れて無意識のうちに頬が緩むのを気にする気もなく開かれたケーキの仲間に目線を向けて。様々なケーキが並ぶ中全体に目線を向ければどうしようかと大袈裟に悩んでしまい。ケーキ一つにもこれだけの時間を費やすのは本当に甘いものが好きだからであり。悩みながらも指を指したのは大きな苺が乗ったショートケーキで。王道ではあるもののその苺の存在感に目を奪われて仕舞えばショートケーキを選ばずにはいられなかったらしく。彼の方にチラリと目線を向ければ小さな声で告げ。)
「…ショートケーキが良い」
(後でホットミルクでも淹れようかな、なんて思いつつ頭の中はショートケーキでいっぱいになりながら箱から目線を移せばパタパタとキッチンの方へと駆けていき。何をするかと思えば食器棚から洒落た皿を8枚と8つのスプーンを取り出してリビングの机へと持ってきて。その皿を1枚とスプーンを1つ取れば彼の方に差し出して、まるで「ケーキを乗せて」と催促しているような目線を向けて。ふわふわと揺れる括っていない髪の毛が邪魔になったのか髪の毛が机の上に落ちないように机からは離れて髪の毛を緩く括り。また彼の方へと駆け寄ればケーキと皿を交互に見つめて。)
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