「こ、これが犬……?」 (後ろから首をかしげながら、頭の中で犬を想像する。しかし、どうやっても彼女の絵の通り想像ができない。) 「こんなに可愛い生き物が、あの恐ろしく、凶暴で、人を喰らおうとする生き物……?」 (悪意のある言い方だが、彼には悪意は無い。事実をそのまま述べているだけである。君は凄いね、と感嘆の言葉を口にして彼女を誉める)