名無しさん 2019-02-15 21:42:45 |
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拓人君〉
(彼からの言葉に小さく頷く。彼の控えめな笑顔、その後に彼は自分に待っているように指示をして。その言葉にもう一度頷けばそっと息を吐く。自分は相手にきちんと接することが出来ているのか、不安な気持ちは今も昔も変わらない。自分が成長して居ないんだろうか、と思いつつもまた悲観的になっている自分を嫌いになって。此の性格を直そうとした時期もあったものの、結局直らなかった過去がある為にあの頃から悲観的なのが増したような気がする。そんな無駄なことを考えていれば、会長からの言葉。__会長が紅茶を持ってくるまで待とうと思ったのだが、此処を断るのも不自然だろうか。迷いながらもキョトキョトと目線を動かしつつ言葉を紡いで。)
「…ハ、ハイ…そうし、ます」
(そう言いながらも彼の手は動かず、箸は持たないで。矢張り会長が来るのを待とうと考えているのか迷っている間にも時間はどんどん過ぎて行き。本庄先輩と会長の会話をボーッと眺めながらスッと目線を時計に向ければ、そろそろ教室に行かなければいけないのか…と憂鬱な気持ちになるのは変わらず。)
尚央君〉
(副会長は明るさだけではなく優しさも兼ね備えている。昔はよく見て憧れた戦隊モノのヒーローみたいだ、なんて子供っぽいことを考えており。けれど彼ならばヒーローは似合いそうだなと目線をチラリと彼に向ければ?を緩めており。副会長の輝かしい笑顔はクラスの人間も虜にしているんだろうな、と彼の普段のクラスでの生活を思い浮かべれば脳内で彼の笑顔が浮かび。思わず?が緩みそうになるものの、ぽんぽん、と彼が髪に手を載せてきて。然りげ無く自分に逃げ道を作ってくれているんだろう、フォローしてくれているんだろう、と悟って仕舞えば相手が本当にヒーローのように思えてきて。)
「…有難う、ございます…気を、遣って貰っちゃって…」
(そう小さく述べれば彼は自分の箸を此方に強引に押し付けてきて。そろそろ戻って来るのならば問題ないか、と思いながら会長に一言「お先に失礼します、」なんて声を掛けて彼から押し付けられた箸を受け取れば手を合わせてゆっくりと言葉を述べて。「頂き、ます」と告げれば箸を動かし、野菜を口へと運び。卵を口に運んで口に放り込めば、上手く作れたかな、と少し安心して。)
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